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はじめての・・・。

TVから「ハナミズキ」が流れてきた。
画面に目をやると「一青窈ちゃん」が「行列の出来る法律相談所」に出演していた。
「歌番組以外で彼女を見るのは珍しいな、」と思っていたら、彼女がカンボジアの小学校へ行って歌を教えるという企画のためだった。

彼女が着いたカンボジアの小学校の様子を見て少々驚いた。
校舎は木の柱に屋根と黒板、机と椅子があるだけで壁が無い。これはまだ想像できる。
小学校は3年生まで。それ以上学校に通いたい子は同じ授業を来年もまた受ける。
先生も少なく教科は国語と算数が殆ど。音楽の授業は殆ど無い・・・。

この小学校で一青窈ちゃんが数日間滞在し、音楽の先生になるというのだ。



「ドレミファソ~」から教えるのかな?と思ってたら、窈ちゃん先生は、「歌を通じて自分の気持ちを誰かに伝える事のすばらしさ、大切さ」みたいな事を、子供達へ熱く語っていた。
(なんだか「ウルルン紀行」みたいだ。)

続いて窈ちゃん先生は、彼女の楽曲の作曲を多く手がけるマシコタツロウ氏の生ギターをバックに「もらい泣き」を歌い始めた。

(小白的には「ハナミズキ」を歌って欲しいがTV的には「もらい泣き」なのか?
実は窈ちゃん自身も「ここで『もらい泣き』はないだろー、」とか思ってないか?
しかし、なんて贅沢な取り合わせだろう。
ハチ公前でやったら、ものすごい事になるぞ、事前に渋谷警察署へ届けが必要だな。)
とか思いながら見てた。

サビになったところで窈ちゃんが手拍子を始めた。子供達も真似をして手拍子を始めた。
のだが、みんなの手拍子が見事にバラバラだ。
子供達の手拍子がバラバラなのは、日本の曲のリズムに慣れていないからと思った。
が、「子供達は手拍子をした事が無く、生まれてはじめて手拍子をした」というのである。

「音楽は万国共通、手拍子も万国共通、これ常識!」と思っていたがそうでなかった・・・。

子供達の表情も、笑顔だったり、戸惑ってたり、一人ひとりバラバラだった。
番組の中では最後まで手拍子がそろうことはなかった。
「番組の中では最後まで手拍子がそろうことはなかったが、手拍子がそろう頃には皆の心も一つになるだろう。」
と、お決まりのナレーションが入るぞと期待したが、これは入らなかった。

「世界には手拍子の無い地域がある事に強烈なカルチャーショックを受けた事。」
を書きたかったのだが、なんだか訳がわからなくなってしまった。

あ。
もしかしたら、カンボジアにも手拍子はあるのだが、この地域では小学生位までは
手拍子をする機会がない、のカモしれない。

うーん、とりあえず吃驚したし、感動した。
by baijinghy0527 | 2008-09-14 10:39 | 音楽