ワタシは歯医者さんが結構好きだ。
シート倒されると、日頃の寝不足もあってか、うとうとしてくる。心地よい。
こうなると、どーでもいい事がまた頭を巡ってくる。
ある日、差し歯が抜けちゃって歯医者さんに来て見たら
いつもの女医さんが、北欧の女神様みたいなカッコで出てきて
「あなたの抜けてしまった差し歯は 金の差し歯ですか?それとも銀の差し歯ですか?」
とか聞かれちゃって、
「えーと。普通にセラミックの差し歯ですケド。」
とか答えたら、
「あなたは正直な患者さんですね。 ご褒美にこの金の差し歯を入れてあげましょう☆彡」
とか言われちゃったりして。
金の差し歯。前歯だし目立つ、いらない。
今の言い方だとタダだよな。いや、一応確かめないと。
でも、タダだったら女神様のご好意に失礼だな、どうしよう。
そうだ!
「保険ききます?」
とかやんわりきいてみるか。うーむ。
とか悩んでいると
「ハイッ、今日の治療はおしまいですっ。軽くウガイをしてくださいっ。」
と、いつもの女医さんの声で目が覚める。
歯医者さん、結構好きである。