零戦の色。

零戦のプラモ、一回完成したのだが、わざと汚しすぎてメチャクチャになっちゃったんでもう一回塗りなおし中。風防ガラスの枠、上手に塗れました、よし!c0073377_025285.jpg



ところで「恐竜の色って何色」ていう話題、たまにでる。
「爬虫類みたいな茶色っぽい色説」もあれば、「トロピカル的鳥類風な色説」もあり。
何億年も前に絶滅しちゃった恐竜の色、現在の科学では謎。

はて、ほんの60余年前の零戦の色は?

今までずーと「零戦52丙型の色=田宮製塗料の濃緑色」だと思って疑わなかった。
ところが、今回、近所のプラモ屋に行ったら田宮製塗料がなくて他のメーカーの「零戦52丙型指定色」の塗料を買ってみたら全然色が違う!!
艶の具合も違うし、私のイメージより全然薄い。

どっちが本当?

いろいろ調べてみたら、、、、実は今、正確な零戦の色ってわかってなくって、それだけで研究対象になってるとか。元零戦パイロットを訪ねて色見本を見ていただいてみたり、当時の軍事工場の顔料の成分まで分析して実際の色を割り出そうとしてる研究者もいるらしい。

当時日本はカラー写真ないし、米軍が撮ったカラー写真もコントラストが黄色っぽいし。
日本が敗戦して武装解除、残っていた零戦は全部ガソリンかけられて焼かれちゃった。

なるへそ。本当の色ってよくわからないはずだわ。

海底から引き上げられてか、国外で墜落した残骸をもとに復元された零戦を生で一機だけ見た事ある。浜松の航自基地の中に展示されているの。
色は田宮の濃緑色に近いけど、納品直後の新車のようにピカピカだった。
(ちなみに田宮の塗料は写真の通り艶消し)。

去年の暮れに、NHKで、山梨の航空博物館で復元途中の零戦映像をみた。
やはりピカピカだった。

なので、このプラモの零戦は工場出荷直後みたいにピカピカにしてあげようっと。

ご精読ありがとうございますた(^^;

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by baijinghy0527 | 2006-06-22 22:59 | 飛行機と大空 | Comments(4)
Commented by uedadaj at 2006-06-23 18:45
面白い。そういう歴史の側溝にはまりこんで見えなくなったような事実が、
気づかないところにたくさん転がってるんだろうなあ。
NHKあたりで特集やんないかしらん(笑)
Commented by baijinghy0527 at 2006-06-24 13:24
to uedadaさん

おお!!!!!
一言「面白い」ってレス、メチャクチャ嬉しい、みたいな(マジ)。
最近、零戦談義とかオタクネタも自分の好きなこと書いちゃえー的な世界なんですが、uedadaさんの「歴史の側溝」って表現、感激!

零戦の色を追求して、みたいなテーマ、NHKあたりで120分番組十分作れますわ。
企画して~!!!絶対みるから(爆)。

ご精読ありがとうございますた(ペコ)。
Commented by facevalley at 2006-06-27 00:07
たしかに残ってる資料も少ないでしょうしね。どうでもいいことなんですが以前『田宮模型の仕事』って本を読んで,少ない資料からモデルを作る情熱に感銘を受けましたw
Commented by baijinghy0527 at 2006-06-27 23:28
to facevalleyさん

そうそう、紙で残ってた公式文書、みんな焼かれちゃったしね、基本的に。個人がこっそり持ち出して保管してた資料、すっごい貴重なのよね。

「田宮」は徹底してるね。フェラーリのプラモの金型作るのに本物のフェラーリ買って分解して製図したり。
フェラーリの新人エンジニア、フェラーリのスーパーカーの構造を勉強するのにまず田宮のプラモ作らせられるって話もあるくらい(汗)。